緑豊かな自然は、古来から現代まで大切に引き継がれ、自然と人間は互いに良いバランスを保ちながら共生してきました。しかし昨今の産業活動の活発化とともに、化石燃料の使用が増え、増大した温室効果ガスに起因する地球温暖化現象が猛暑・豪雨・洪水等の異常気象を引き起こし、各地に甚大な被害をもたらしています。
地球規模での環境問題が危惧される今だからこそ、子どもたちの未来を緑豊かで災害のない社会にし、豊かな緑を次の世代に引き継いでいくためには、私達一人ひとりが森林づくりに参加することが大切です。
木を植えて、育てて、使って、また植える循環により、森林を活かしていくことは、産業活動等によって排出される温室効果ガスを吸収し、地球温暖化の進行を抑制するだけではなく、緑豊かな森林の造成とともに多様な生態系を育むことにも繋がります。 こうした持続可能な森づくり活動は、SDGsへの貢献にも繋がっていきます。
当基金では、このような森づくり活動を支援するため、県民や企業・団体の皆様から寄せられた「緑の募金」を活用して、団体等(任意団体・NPO等)が実施する自発的な活動に対し、下記により助成金を交付しています。
申請募集期間 | (前期) | 令和5年2月1日~5月20日 (締切厳守・必着) 現在募集中 |
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(後期) | 令和5年8月1日~12月20日 (締切厳守・必着) | |
対象事業期間 | (前期) | 令和5年7月1日~令和6年5月31日 |
(後期) | 令和6年1月中旬(審査会での決定日)~令和6年5月31日 | |
対象者 | 森林の整備や緑化の推進に取り組む森林ボランティア団体、特定非営利活動法人、 自治会、その他任意の団体 | |
対象活動 | 森林整備活動、緑化推進活動の実施により、効果の波及が期待できるもの | |
助成率 | 対象となる経費の10/10以内 |
① | 普及啓発を目的とした森林整備
(例)青少年や一般県民を対象とした森林・林業体験等を行うための森林の整備等 |
② | 不特定多数が恩恵を受ける公益性の高い森林づくりそのものを目的とした森林の整備等
(例)地域のシンボル的な森林や住民の憩いの場となる森の整備 |
① | 学校・公園・街路・公共施設周辺の緑化又はメンテナンスに係る活動
(例)公園、公共施設周辺の環境緑化 |
② | 森林・林業、緑化の推進等に関するイベントの開催
(例)植樹祭、地区産業祭(木材まつり等イベント)、苗木配付等の普及啓発事業 等 ※不特定多数の人を対象とするイベント等への助成上限額:20万円 |
森林整備活動 | 緑化推進活動 |
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科目 | 区分 | 細分 | 摘要 |
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森林整備費 (森林内) |
人件費、機械借上料、委託費等 | 作業道、歩道整備費、下刈、追肥、補植、地拵え、植穴掘り 等 | |
行動費 | 受入施設費 | 宿舎等借上経費 | 公共施設等 |
交通費 | 人員輸送費 | 人員輸送車借料(バス・レンタカー等) | |
保険料 | 傷害保険料、賠償責任保険料 | ||
環境整備費 (公園等) |
人件費、機械借上料、燃料費等 | 作業道、歩道整備費、下刈、追肥、補植、地拵え、植穴掘り 等 | |
資材費 | 機械、器具、苗木、消耗品、看板資材費等 | 購入費 | 機械・器具購入費、苗木、支柱、食害防止ネット等、木工クラフト体験用資材 等 |
借上損料 | チェンソー、刈払機、簡易トイレ、チッパーシュレッダー、バックホウ 等 | ||
資材等運搬費 | 資機材運搬費 | 車両借上料 | トラック・軽トラック等 作業用資材等の運搬経費 |
指導者経費 | 講師謝金・旅費 | 外部講師 内部講師 |
謝金(外部:10,000円/内部3,500円) 旅費(外部:別表参照/内部:適用なし) |
事務費 (助成金総額の1割以内) |
事務用品費 | コピー用紙、封筒、プリンターインク等 | |
印刷費 | 広報チラシ・ポスター、資料 等 | ||
通信費 | 切手・はがき・通信連絡費 等 | ||
その他 |
児童・生徒等の森林・林業・緑への理解を深めるとともに豊かな情操を育むため、学校林の整備や学校の環境緑化活動を支援するものです。
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助成ガイド(PDF)が開きます。
(推奨:両面(短辺綴じ)A3印刷)
申請募集期間 | (前期) | 令和5年2月1日~5月20日 (締切厳守・必着) 現在募集中 |
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(後期) | 令和5年8月1日~12月20日 (締切厳守・必着) | |
対象事業期間 | (前期) | 令和5年7月1日~令和6年5月31日 |
(後期) | 令和6年1月中旬(審査会での決定日)~令和6年5月31日 | |
対象者 | 県内の小・中・高等学校、幼稚園、保育園等 | |
対象活動 | 【学校林整備の部】
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助成率 | 対象となる経費の10/10以内 |
県内各地にある名木・古木等を保全することにより、県民の森林やみどりに対する理解を深めることを目的とするものです。
具体的には、事業申請のあった樹木を診断し、被害の程度や緊急性の高いものについて、樹木の保全や土壌改良等の措置を実施するものです。
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